皆さんこんにちは!わくサポ廿日市です。
わくサポ廿日市のグラウンドには、前施設の方が置いて行かれたままになっていたバスケットのゴールがあります!
テスト的にスポーツプログラムなどで使用していましたが、これについているバスケボードがもともと割れていたのです…。
このままでは、運動中に怪我人が出てしまうかも…!!
そこで、バスケボードの修理を行うことにしました。
修理にあたり、ただスタッフが直すのでは面白くないので、広島の生活訓練、就労支援のメンバーさんに来てもらい、仕事を見越した「企画から施工までを体験してもらう作業」を設定して、参加してもらいました。
まず、企画会議を行いました。
「サポート校の高校生に安全に運動してももらう」
「高校生が使いたくなるようなデザイン」
というテーマ設定で、どのようなものを作るのがふさわしいか話し合ってもらいました。
いろいろな意見が出て、デザイン案や作り方を考えながらイラストを描いたりしました。
また、どのように作業を進めていけばよいかを決定してももらいます。
次に、必要な物品などを洗い出したら、ホームセンターで必要なものを買い出しに行きました。
理想のものを作るべく物品を選びますが、その際にはコストのことを考えることも大事であると伝えました。
買い出しが終わったら、資材の板からバスケボードの形に切り出します。
きれいに切れましたね! 作業の途中には、実際の使用を考えて「木目に沿って割れるのを防ぐ必要がある」との新たな課題が出て、みんなで話し合いました。
「後ろに補強の裏板を木目の流れを変えて設置すると強くなるのでは」という意見が出て、追加で切り出しを行いました。
表面をきれいにしたら、いよいよ実際にペンキで塗ります。
今回は、ペンキで塗らずに板の木目を活かすデザインが採用になりました。
前提に防腐剤を塗った後、マスキングテープを張って資格の枠線を塗っていきます。
手先が器用なメンバーが活躍しました!
そして完成したものがこちら!
実際に設置してみると・・・
このようになりました! 木目がかっこいいですね!
参加してくれたメンバーも、自分たちの考えが採用されて、工夫しながら形になっていく体験にとても面白みを感じてもらえたようです!
働き始めても、企画や予算設計などに関わることは多いので、実践的な体験をしてもらうことができました。
わくサポ廿日市では、高校生がメインターゲットになりますが、このように就労を見越した「社会人へ向けての体験」を提供しています。
ご興味がある方は、是非お問い合わせくださいね!