皆さん、こんにちは。ワークサポート廿日市です。

今日は、廿日市の事業の一つ「ワークサポート廿日市ヴィレッジ」のご紹介です。

ワークサポート廿日市ヴィレッジは福祉サービスの中の「共同生活援助」の事業で、いわゆるグループホームです。

安定した日中活動ができることを目指して、スタッフの見守りの下で夜間の生活を整えることを目的にした宿泊型のサービスとなっています。

現在は4名の入居者の方と、2名の体験者の方が入居しておられます。

広島や廿日市にもいろいろなグループホームがありますが、わくサポの「ワークサポート廿日市ヴィレッジ」では、就職とともに一人暮らしが目指せることを目標にしています。

そのため、入居者の方と一緒に家事などの訓練を行っています。

代表的なのが、掃除の練習です。毎週木曜日に時間を決めて、自室やリビング、流し台などの共有部分を世話人のスタッフと一緒に掃除してもらっています。

・居室の掃除

・ゴミ出し

・流しの掃除

その他、窓ふきや冷蔵庫の掃除、畳の取り扱い方やエアコンフィルター、洗濯機の掃除など、状況の応じていろいろな清掃を練習しています。

これまで入居者の中には、掃除機の「使い方がわからない」などとといった方もいらっしゃいましたが、スタッフと一緒に練習を重ね、最終的には自室以外の所も積極的に掃除してくださるようになりました。

こういった日々の練習の積み重ねや「自分でできる」という自信が、自立に向けた大切なステップになります。

掃除以外にも「暮らしの場で必要な力」は多岐にわたっています。

・生活リズムを整えること

・嫌なことがあっても気持ちの切り替えをすること

・土日で上手な気分転換ができること

・体調管理ができること

・お金を使い込み過ぎないこと

・一通りの家事をこなせること

・閉じこもり切らずに出かけたりして社会と交流を持つこと

などなど…。

「一人暮らしはしてみたいけど、いきなり一人で全部こなすのは心配だな」という方のために、グループホームではスタッフと一緒にこういったことを練習することができます。

「将来の一人暮らしに向けて練習を積んでみたい」という気持ちがある方は、お気軽にご相談くださいね。