皆さんこんにちは、わくサポ廿日市です。
さて、わくサポ廿日市では以前からお伝えしている通り、
就労を疑似体験してみるための、「実践ものづくりプログラム」を行っています。
企画から予算編成、施工、試験運用、反省などを一連で体験してもらい、
チームでのプロジェクトへの取り組みを通して、仕事を楽しみながら疑似体験してもらっています。
これまで、必要に応じて
・バスケットボード
・卓球台
と作ってきましたが、次は「バーベキューグリルづくり」に取り組みました。
わくサポ廿日市の広い土地や、豊かな自然環境の中でバーベキューを行えるように、
準備を進めるものです。
完成までの間、代替4~5名の広島メンバーさんが日程調整をしながら継続的に参加してくれました。
楽しんで参加してもらうことが大前提ですが、取り組み始めたことに責任をもって、
スケジュール管理していくのも、働くうえではとても重要なスキルですね。
まずは、企画会議です。
クライアント(スタッフ)がどのようなものが欲しいのか、どのようなことに気を付けてほしいのか
などのテーマ設定をお伝えし、その後そのテーマの中で、実際にどのするべきかアイデア出しを行います。
・敷地のどこで行うのがふさわしいのか
・何人のキャパシティに対応する必要があるのか
・コストはどれくらいかけられるのか
・納期はいつまでなのか
・森が近いため、火災などのリスクに対応するにはどうすればよいのか
などなど、必要な情報を集めたり、安全に使うために留意するべきことの意識統一を行いました。
色々な意見が飛び出して、盛り上がりました。
続いて、デザインの決定です。
一口にバーベキューグリルといっても、
・ホームセンターで売っているような移動式の物
・ドラム缶をカットして作ってあるもの
・レンガで本格的に組み立ててあるもの
などいろいろなものがあります。
廿日市で使用するにはどのようなデザインがふさわしいのかを検討し、
決めたテーマの中で世の中にはどのようなものがあるのか、文献や写真を見ながら情報収集していきました。
デザインの検討の際には、参加メンバーが家で海外のデザインを調べてきて発表するなど、
スタッフも想定しなかったデザインが飛び出すなど、なかなか興味深い会議になりましたよ!
そして、実際に採用されたのが、なんとドイツでよくつかわれているデザインとのこと。
これは、なかなかワールドワイドなバーベキューグリルになるかも…??
次回、実際の施工段階はどうなったのかについてお伝えします!
お楽しみに!