今日の一日
皆さん、こんにちは!わくサポ廿日市です。
今回は、この前のバーべキュー会場づくりの続きの記事を上げます。
前回、デザインを考える段階までお伝えしましたが、
最終的に、メンバーが下調べしてくれた「世界のバーベキューグリル」の情報の中から、ドイツ式のものを採用することになりました。
国際的ですね!(;゚Д゚)
このドイツ式はなんと、溝の工事に使う「U字溝」を土台にするという、ワイルドな仕様です。
この「U字溝」は意外と安く、ホームセンターで1500円ほどで買うことができます!!
コストも安かった為、多くの案の中から話し合いの末このデザインに決定しました。
決定したデザインを実現するべく、材料を洗い出し、予算編編成をします。
そして買い出し。
U事溝は安かったですが、ものすごく重たい!!
参加男子4人がかりで必死に持ち上げました!
購入後は、いよいよ施工です。
余っていたブロック石や砂利石などを材料にして、基礎を作り上に組んでいきます。
コンクリートをはじめて取り扱ったメンバーも多かったです。
きちんと水平器でバランスを取りながら組んでいかれましたよ!
そして完成したものがコチラ!
ごつごつした感じがカッコよいですね。
ここで終わりではなく、30人前後で使えるように、同じものを4台組んでいきます。
全て終わったら、記念に制作者のサインを入れていただきました。
完成したら、試験運用を行い、効果測定します。
まき割を行って、着火テスト!
薪を割るのもなかなか大変ですね…。
実際に火力などを確認するために簡単に具材を焼いてみました。
楽しそうですが、きちんと
「火力の高さ調節を行う方法を考えよう」
「網のサイズをもう一回り拾い物した方が良い」
などと改善点を確認しました。
終了後には、制作過程の振り返りを行い、改善点や良かった点を洗い出し、次の実習に備えました。
今回は、実用品ということで、メンバー自身から「バーベキューを行ったときには使用感のアンケートを取りたい」との希望がありました。皆さん意欲的に参加されておられました!
このように、最初から最後までを責任をもってやり遂げることを繰り返し経験して、チームでの連携を体験してもらえたらと思います。
今後もいろんな企画を考えていきますよ!お楽しみに!
皆さんこんにちは!わくサポ廿日市です。
先日の2020/8/29(土)に、地域の保護者の方向けの施設説明会を行いました。
・よしわ・さいき障がい児と親の会みかんの皆様
・ボランティアセンターより、地域ボランティアの方
・佐伯社会福協議会の方
が参加してくださり、代表の杉野からの事業説明や、理事の植松からの施設説明をさせていただきました。
館内見学の後、実施予定のプログラムの内容などについてスライドで説明し、
廿日市での支援についてイメージを持っていただきました。
その後、懇親会のような形で質疑応答を受けました。
入居に関しての質問や、制度に関しての質問などたくさんの疑問点を出していただき、
それぞれの担当者の方から説明させていただきました。
津田の地域性や課題、10代ならではの成長後の悩みや、自立に向けての取り組みへの不安などを聞かせていただき、
地域の皆様と連携するにあたって、わくサポが取り組んでいかなければならいないことを考えるきっかけをくださいました。
わくサポの強みは、
・訪問や送迎、地域連携で積極的に地域に出ていくこと
・多くの種類のプログラムや実習を用意しており、様々な社会適応訓練や社会体験を積めること
・相談から就労体験や就職活動、定着までのワンストップサポートを行えること
です。
この強みを活かしながら、少しでも地域の皆様の力になれるように、今後の活動も頑張ってまいります。
見学に来ていただいた皆様、ありがとうございました!
皆さんこんにちは、わくサポ廿日市です。
さて、わくサポ廿日市では以前からお伝えしている通り、
就労を疑似体験してみるための、「実践ものづくりプログラム」を行っています。
企画から予算編成、施工、試験運用、反省などを一連で体験してもらい、
チームでのプロジェクトへの取り組みを通して、仕事を楽しみながら疑似体験してもらっています。
これまで、必要に応じて
・バスケットボード
・卓球台
と作ってきましたが、次は「バーベキューグリルづくり」に取り組みました。
わくサポ廿日市の広い土地や、豊かな自然環境の中でバーベキューを行えるように、
準備を進めるものです。
完成までの間、代替4~5名の広島メンバーさんが日程調整をしながら継続的に参加してくれました。
楽しんで参加してもらうことが大前提ですが、取り組み始めたことに責任をもって、
スケジュール管理していくのも、働くうえではとても重要なスキルですね。
まずは、企画会議です。
クライアント(スタッフ)がどのようなものが欲しいのか、どのようなことに気を付けてほしいのか
などのテーマ設定をお伝えし、その後そのテーマの中で、実際にどのするべきかアイデア出しを行います。
・敷地のどこで行うのがふさわしいのか
・何人のキャパシティに対応する必要があるのか
・コストはどれくらいかけられるのか
・納期はいつまでなのか
・森が近いため、火災などのリスクに対応するにはどうすればよいのか
などなど、必要な情報を集めたり、安全に使うために留意するべきことの意識統一を行いました。
色々な意見が飛び出して、盛り上がりました。
続いて、デザインの決定です。
一口にバーベキューグリルといっても、
・ホームセンターで売っているような移動式の物
・ドラム缶をカットして作ってあるもの
・レンガで本格的に組み立ててあるもの
などいろいろなものがあります。
廿日市で使用するにはどのようなデザインがふさわしいのかを検討し、
決めたテーマの中で世の中にはどのようなものがあるのか、文献や写真を見ながら情報収集していきました。
デザインの検討の際には、参加メンバーが家で海外のデザインを調べてきて発表するなど、
スタッフも想定しなかったデザインが飛び出すなど、なかなか興味深い会議になりましたよ!
そして、実際に採用されたのが、なんとドイツでよくつかわれているデザインとのこと。
これは、なかなかワールドワイドなバーベキューグリルになるかも…??
次回、実際の施工段階はどうなったのかについてお伝えします!
お楽しみに!
8月ですね🌞
原爆投下から75年目。
広島県人として、原子爆弾死没者に対する追悼の意を表し、
原爆被爆者の江川政市さんに語り部としてワークサポート広島東に来て頂きました❕
被爆体験を初めて聞いた方も、以前何度も聞いた事のある方もいましたが
改めて戦争や核兵器の恐ろしさ、
平和に対する想いを実感し、貴重な話を聞くことができました。
皆さん、こんにちは! わくサポ廿日市です!
長かった梅雨が明けて最近は猛暑が続いていますが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?
廿日市の施設近辺は、海沿いよりも標高が高いので少し涼しいですが、
日差しが強くてじりじりと焼けるようです。
熱中症には十分注意しましょう!
さて、暑い中では外での活動もリスクが高く、
わくサポでもスポーツプログラムなどは室内競技に振替となっています。
廿日市でも屋外活動の代わりとして、涼しい場所で開催できるプログラムを開催しています。
最近行っているのは「図書館散策」です。
車で5分の市民センター内の図書館にお邪魔して、
好きな本を散策し読んでみます。
そして、しっかり読んだ後に感想や内容の紹介などを発表してもらいます。
読書だけでなく、本を絡めたグループトークを組み込むことで、
自分の考えを話す力、共感する力を養ってもらうなどのきっかけにしています。
スポーツとは違ってインドアなプログラムですが、
本好きなメンバーさんには人気があります。
最近有名になっている本など、時事ネタに触れる機会にもなります。
このプログラムを通して、「本屋に出かけてみたい」などの意欲がわいてくるといいですね。
皆さんも、本をゆっくり読む時間をもって見てくださいね!
皆さん、こんにちは!わくサポ廿日市です。
今回は、少し前の話になります。
以前、リビングテーブルと椅子のご寄付をいただきました。
その節はありがとうございました。大切に使用しています!
使用するにあたって、その椅子のクッションが痛んでしまっていたので、
皆で気持ちよく使えるようにリメイクしてみることに!
最初はクッションカバーをしようと思いましたが、皆さんもご存じの通り、
大きな布は買うと高い!!
そこで、施設に余っている布を使うことにしました。
ちなみにこの布は、役目を終えて捨てることになったカーテンです。
最初はクッション部分を椅子から外してつくりをチェック。
そして布を切って、クッション部分の裏に釘で固定していきます。
力技!!
しわにならないように固定するのがかなり難しい…。
そして仕上がったものを再び固定して完成です!
このなんとも言えない色が素敵?
これを4脚部分行って終了!
椅子を分解したりなどは普段なかなかないので貴重な体験となりました。
物も大切に使えば、長持ちしますね。
皆さんもおうちの物をリメイクしてみてはいかがでしょうか?
皆さんこんにちは!わくサポ廿日市です!
今日は以前お伝えした、卓球台を作った時の様子をお話しします。
わくサポ廿日市では、「実践ものづくりプログラム」として、
テーマを与えられたものを作るために、
「企画→デザイン→予算編成・稟議→買い出し→施工→完成・試運転→振り返り」
の一連の流れを体験する実習を行っています。
今回は、雨天でも運動を行うために、「卓球台を作成する」というテーマで行いました。
最初の段階の企画会議では、どのような人がどのような頻度で使うのかを確認して意識統一した後に、
サイズをどうするか、高さをどうするか、ネットは作るのか、買うのかなどを話し合いました。
次のデザインでは、いろいろな卓球台の画像などを見ながら、どのようなデザインが良いか、自分たちで作ることを考えて実現できそうなデザインはどれか、などを話しあいました。
続いての予算編成、稟議申請ではコストを重視したプランや、クオリティを上げたプランなどを想定してみて、どれが良いかを考え、地域のホームセンターに市場調査に行きました。
そして、実際の会社では経費を使うためには申請を出さなければならないということを勉強し、
実際に自分たちで記入してみました。
続いては実際に材料を購入して、いよいよ組みたてです!
ペンキを塗って、乾かしてを繰り返します。
完成したら試運転をして、問題点がないかを確認しました。
板の強度を心配する意見が出たため、補強する工程を追加しました。
完成したら、全体の作業を通してどうだったか、振り返りを行いました。
かなり実践的なプログラムになっており、メンバーも試行錯誤しながら、チームで作業することを体験してくれました。
実際に自分たちが計画したものが形になって、人の役に立つことがすべての仕事の基本ですね!
これからも、いろいろな形の実践をしてもらうように計画をしていきますね。
皆さんこんにちは!わくサポ廿日市です!
先日の7/27(月)に、廿日市近辺の支援者を対象とした見学会を開催いたしました。
市役所や出張所、社会福祉協議会や市民センター、消防署などなど幅広い方面の方々が集まってくださり、
総勢16名の方に見学いただきました。
広島のメンバーにもプログラムに集まっていただき、
・フットサル
・音楽活動
・軽作業
・ものづくり実習
・農園作業
を行いました。
当日はあいにく雨で、前年ながら農園や屋外でのフットサルは見学をしていただくことが出来ませんでしたが、
支援スタッフの協力もありフットサルは座学に切り替えていただき、ストレッチやルール説明、試合の動画の視聴などを行っているところを見学してもらうことができました。
また、スライドショーを作成し、わくサポ全体で展開している就労に向けた「ワンストップサポート」や、広島本社の方で展開している事業説明サービスも聞いていただき、わくサポ廿日市がにぎわってきた際の姿を想像していただけたのではないかと思います。
この前作った、プロジェクター&手作りスクリーンによる映像視聴環境が早速大活躍しました!!!
メンバーさんの支援を行うためには、地域の福祉職や支援者の方々との連携が欠かせません。
今回の見学会に来ていただいた方々をはじめ、地域密着で様々と協力しながら、廿日市を盛り上げていきたいと思います。
見学者の皆さん、お忙しい中、そしてお足元の悪い中本当にありがとうございました。
今後も見学会を開催しますので、皆さんもぜひお越しください!
皆さんこんにちは!わくサポ廿日市です。
皆さんは映画は好きですか?
筆者は好きです!
大きなスクリーンで大音量で楽しむ映画は迫力があってよいですよね。
ただ、近所迷惑になるため都市部ではなかなか大音量は楽しめません。
そこで、わくサポ廿日市では、広い土地を利用して、大音量で映画を楽しめる映画環境を作りました!
それがコチラ!!
なかなかそれっぽいですね。真っ暗にすると映画館さながらです。
音響も寄付を頂いた大型スピーカーでしっかりと音を鳴らせるので、大勢で映画を楽しむことができます。
そしてこのスクリーンですが・・・・。
スタッフが手作りしてくれました!
(奥さんも賛助でお手伝いいただいたとのことです。ありがとうございました。)
衣料品店で買ってきた大型のシーツと、物干しざおでできています。
シーツにアイロンをかけて、物干しざおを通す輪っかをミシンで縫ってあります。
壁につるしたものにプロジェクターで映像を放映すれば映画館の出来上がり!!
映画以外にも、勉強会や研修、説明会やプログラムなどいろいろなことに使えそうです。
ポップコーンや飲み物を持ち込んで、映画鑑賞イベントも面白そうですね。
今後も、メンバーの皆さんにいろいろなことを体験してもらうべく、環境を整えていきます!
こうご期待・・・!?
わくサポ広島では廿日市津田の農園で野菜を栽培しています。
現在栽培しているのはキュウリ、ズッキーニ、ナス、オクラ、トウモロコシ、パクチー、落花生などです。
これから収穫時期を迎えるところなのですが、事件が発生してしまいました。
廿日市津田は自然が豊かな場所で、当ブログでも度々紹介されているように様々な野生動物が生息しています。農園の周囲はイノシシの侵入を防ぐためにフェンスを張り巡らせていますが、乗り越えて侵入してくる動物もいるんです。
猿です。彼等にとってはフェンスを乗り越える位朝飯前です。この日はナスとトウモロコシが被害に遭いました。
当農園だけでなく鳥獣による被害は農家にとって深刻な問題で、広島県全体の被害総額は毎年約4億円にも上ります。
人間と野生動物の共生は非常に難解なテーマでは有りますが、これからも試行錯誤しながらより良い農業の形を模索して行きたいと思います。